みさきさんの記録

自分の好きなものには自信を持って好きだと言う。

勉強しない子ども

おはようございます。

やっと昼からの授業で提出する研究計画書を仕上げました。

なかなかモチベーションが上がらないので辛いです。。

今はミニ卒に取り掛かっているのですが、ミニ卒でさえ苦しむのに

卒論はどうしたらいいのでしょうか(._.)

特に研究したいテーマもないというのが一番辛いところです。

まぁ、それはなんとかなるとして。

 

今日の本題は個別指導のお話。

朝っぱらから話題が重たい!(笑)

でも書いておきたい話なのです。

私は個別指導でバイトしています。

中高生を見ているのですが、今年は中3が多いですね。

正直に言って勉強できる子たちではありません。

私は中高一貫で中学受験を体験した身であるので、

周りから見ると一応賢い部類に入ります。

中1の頃から勉強するのが当たり前の環境でした。

私は心配性なので(笑)テスト2週間前くらいから勉強していました。

周りも今では東大京大、医学部に行っている子たちがいて賢い人たちがいっぱいでした。

そんな環境に慣れていたので、この個別指導で働き始めてから

こんなに勉強しないんだ、とショックを受けました。

中3の受験生たちでさえ1学期の頃は部活もあり勉強モードのかけらもありませんでした。

高校受験を経験していないので、いつから勉強を始めるかはあまり知らないのですが。これが普通なのでしょうか。

最近になってようやく頑張っているな、という感じです。

 

確かに私も勉強が好きというわけではありません。

むしろ勉強して頑張っている自分が好き、というナルシストです(笑)

それでもテストで良い点数を取りたいと思ったり

大学に受かりたいという気持ちがあったり

数学や地理は好きだったので純粋に勉強が楽しいと思ったり

いろいろなきっかけやモチベーションがあったので頑張ってこれました。

個別指導の子たちも頑張っている子はいます。

それでもこんなにレベルの差があるんだと実感しました。

日本の社会をそのまま表している気がします。

 

その中でも特に勉強ができない子がいます。

授業は集中しない、テストで悪い点を取ってもそれが当たり前のように感じている。

できることしかしない、嫌いなものは避ける。

勉強に対する考え方を変えてあげないといけないのですよね。

頭の中では分かっていても、実際にどうしたらいいかはまだ掴めず。

これが教育の難しさなんだろうな、と思いました。

実際に全くやる気のない子を目の前にすると、

そんなに勉強したくないならするな、親が払うお金ももったいないから塾やめろ、

アホのままで悪い点数取ればいいやん、将来どうなっても知らん

と言ってしまいたくなります。実際には言いませんよ(笑)

こんなことを言って塾をやめれば、こちらとしてはそれで終わりですが

その子に対しては何も解決になりませんよね。何より親が困るのではないでしょうか。

 

生徒の中には発達障害じゃないの、と思う子も何人かいます。

正直ここに来るよりちゃんと専門のところに行って勉強を教えてもらう方がいいのではないかとも思います。

たぶんそういう子たちの親って自分の子どもが障害を抱えているとか、勉強ができないのはただ単に勉強しないからだ、と考えているのではないでしょうか。

確かに自分の子どもが障害を持っているとは認めたくないですよね。

それでもちゃんと向き合って、その子に合った学校や専門のところへ行くべきでしょうね。子どもの方が大変だと思います。

このような問題も難しいものです。

 

個別指導へ来てからたくさんの子どもたちを見ました。

私自身とのギャップがかなり大きくて。

勉強しない子たちへのアプローチもなかなかわからず。

こんな私が先生をやっていたらダメだと思いました。

そんなことを考えていたらストレスがたまりにたまり…

今で2年働いているのですが、自分でもよく続けたな、と思います。

続けられたのも私を指名してくれる生徒たちのおかげです。

その子たちの多くが中3で高校受験します。

みんな受かるといいな。

そして私も中3の子たちと一緒に卒業します。

 

私には力不足でした。

学校や塾の先生、これから先生になる人は真剣に子どもたちのことを考えて欲しいです。